ディスカバリー

英国のSUV、ランドローバー・ディスカバリーが新型にモデルチェンジ。その日本での試乗会が清里でありました。上の写真はスキー場を利用してのオフロード体験。とくにボタンひとつで上りも下りも速度一定で走れる装置も用意されてかなり快適です。

3リッターV6のガソリンエンジンとやはり3リッターV6のディーゼルエンジン(まったく違うユニット)の2種類。どっちにも共通しているのは意外なほどの上質感です。

ジャガーランドローバーといえばジャガーに搭載されている4気筒ディーゼルエンジンの出来がよく、これまでフォードから購入していたV6ディーゼルはいまいちだった記憶がありますが、このディスカバリーのディーゼルは驚くほどスムーズ。

「うっかりガソリンだと思って乗っていたことがあります」。ランドローバージャパンのエンジニアがそう告白したように、これからガソリンを買わなくてもという出来。ガソリンエンジンのほうが20万円安いのと、まあイメージでしょうか。


ぼくなら絶対にディーゼルを選ぶでしょう。メーカー公表の燃費はリッター11.8キロ。これに対するガソリンは8.5キロ。となると燃料の価格差を考えても20万円のもとは比較的すぐとれてしまいそうです。

新型ディスカバリーでおもしろいのは、オプションが多いこと。大きくいうと、オフロードをけっこう走るひとは先のボタンひとつでクルマが自動で加減速をしてくれるシステムなどがありがたいでしょうが、不必要というひともいるはずです。これはオプションです。

また3列めのシート(おとな7人らくに座れる)もオプションだし、これを電動化するのもオプション。電動化のメリットは運転席や荷室からの操作で2列めまでぱたんぱたんと倒せたり起こせたりすること。

さらに携帯電話のアプリでもシートのアレンジが変えられます。乗る前にシートを畳んで荷室を大きく使えるようにしておいたり。ランドローバーでは、大きな買い物をしたときなど、事前に荷室を広くしておけるので便利でしょう、としています。

価格はガソリンが779万円(パノラマルーフなどがついた豪華仕様は881万円)。ディーゼルはそれぞれ20万円髙になります。またほとんどのオプションが最初から欲しいというひとむけに限定でファーストエディションという仕様も出ています。こちらは1031.7万円から。

ぼくにはちょっとお高いけれど1台でなんでも出来る魅力的なモデルです。スキーなんか万能でしょうねえ。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける 編集とライティングともに得意分野で企業の仕事もときどき 「朝日新聞&M」「GQ」「UOMO」「openers」などライフスタイル系媒体に 紙とウェブともに寄稿中