ディアハンター4K復刻版
観よう観ようと思っていた「ディアハンター」の4K復刻版を恵比寿でようやく観た。
1978年に観ていらいだったので、メリルストリープってきれいだなあとか、クリストファーウォーケンって精悍だなあとか、改めて印象的だった。
映画は3時間4分あり、かなり冗長なのだが(とくに前半の1時間)、これがこの映画の持ち味かもしれない。
監督のマイケル・シミノはここで稼いだお金を注ぎ込んで1980年に「天国の門」(5時間長)を作って大ゴケしたわけだが、このロシア小説のような方法論がすべてには通用しないだろう。
ロシア小説のほうが長くても起伏に富んでいておもしろい。
ディアハンターは見終わったあとの印象はビターだが、がっつり印象が残る作品だ。
ベトナム人じゃないだろ、出てくるのは、と思って観ていたらロケはみなタイだった。
そのへんのアジア人観はアバウトなのだった。
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