マツダ2はよい乗り心地

デミオあらためマツダ2に。先日、試乗会で乗った。スタイリングはフロントマスクに手が入れられた以外はあまり変わっていないが、乗り心地はうんとよくなった。

デミオに最後に乗ったのは恥ずかしながら遠い過去だったので、正確な比較はできないけれど、こんなによかったかな。「マツダ車のなかでもっとも乗り心地がいいですね」と足まわり開発担当のひとに感想を言うと、「そのとおりだと思います」と言われた。

(ところがそのあとマツダ6に乗ったらこちらもあきらかによくなっている)

かったるいところのないクルマで、ガソリンエンジン車もディーゼルエンジン車も気持よく走れる。いまの日本だと小さいクルマを買うとなると軽自動車に傾きがちで、それはトヨタが先頃ヤリスを開発して軽自動車の顧客層をひっぱってこようとしている背景でもある。

でもマツダ2に乗ると、軽ほどスタイリングに遊びはないが(じつはあの遊び感覚のデザインが女性にウケている理由だと思うけれど)、そのぶん、軽にはないしっかり感で、やはりこちらが”クルマ”だと思った。

ブルーグレーのインテリアもよい。でもこの上質感はあえてマツダ6、CX-5、それにCX-8にとっておいて、マツダ2(155万4400円〜)はもうすこしポップなデザインにするというのはどうなんだろう。

マツダのデザイナーのひとにそれを言っても、いつも軽く流されてしまうが、でもまた変わるかもしれない。なにしろ東京モーターショーに出展されたMX-30はこれまでとけっこう異なるデザインだから。


ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野で企業の仕事もときどき。 ライフスタイル系媒体を中心に 紙とウェブともに寄稿中。