subaruとトヨタ

SUBARUがジャーナリスト向けの「技術ミーティング」を恵比寿で開催した。環境技術や安全技術におけるSUBARUの今後のポリシーを説明してくれるというものだ。

ミーティングは中村知美代表取締役社長兼CEOのスピーチではじまり、技術を統括する大拔(おおぬき)哲雄CTOが具体的な方針について語った。

それによると「2030年に(SUBARUの)全世界販売台数の40パーセント以上を電動車にします」というもので、2020年の1.8リッター(リーンバーン=希薄燃焼)ターボエンジンを皮切りに、20年代前半にはBEV(バッテリー駆動EV)、さらになかばにストロングハイブリッドを、というぐあいだ。

うちBEVとストロングハイブリッドは、トヨタとの共同開発になるそうだ。フォレスターに導入しているマイルドハイブリッド(「e-BOXER」)や18年から米国市場で展開中のプラグインハイブリッドなどの環境対応車のラインナップを拡充していくという。

私がおもしろかったのは、トヨタとの共同開発でストロングハイブリッドを、となると、いうまのトヨタ車で展開しているTHS(トヨタハイブリッドシステム)をSUBARU車にも、ということではないという点だ。

SUBARUがこだわる水平対向エンジンとシメトリカルAWDというドライブトレインの基本は継承しながら、それをハイブリッド化、つまりモーターを組み込んでいくという。

価格からすると内容の濃いクルマづくりをするSUBARU。この先を楽しみにしよう。そういう気にさせられる説明会だった。



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小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野で企業の仕事もときどき。 ライフスタイル系媒体を中心に 紙とウェブともに寄稿中。