相国寺で若冲
京都「相国寺(しょうこくじ)」で若冲展を。
京都通の仕事仲間、松本英雄氏が案内してくれました。
ほんとうはレクサスLCの試乗だったのですが
ちょろっと寄り道。
これがすごいめっけもん!
今出川通×烏丸の相国寺は京都五山第二位という地位で
足利義満による創建。
塀には「定規筋」が5本。
つまり最高位の格付けという意味になるそうです。
若冲は相国寺と縁が深く勉強をしたのもここ。
富裕な青物商だった実家などすべてが天明の大火で焼失したときも
身を寄せたのもここ。
のちに「動植綵絵(さいえ)」30幅など寄進しています。
(これは後に宮内庁に買い上げて”もらった”と口の悪い京都人は言いますが)
めっけもんと書いたのはとにかく人が少ないこと。
じつにゆっくり見られます。
水墨の掛け軸が多いですが
「布袋渡河」のように大胆な作品や
本邦初公開という「鸚鵡牡丹図(おうむぼたんず)」など
好きなだけ真ん前で眺めていられます。
ぼくは二回も足を運んでしまいました。
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