ヒョンデはなかなかよいのだ

韓国の現代自動車が改めて「ヒョンデ」という韓国読みを使いながら、日本に入ってくるとこになった。
新しい戦略は、ZEV(ゼロエミッションビークル)に特化すること。そしてもう一つ、ディーラーをもたないオンライン販売にすること。
日本の法人でマネージングダイレクターを務める加藤成昭氏に聞くと、日本で韓国車はまだまだビハインドな立ち位置にあるのは事実なので、いっそブランド主義者でない若い層などにアピールすることを狙いたい、という。
原宿駅前には、ヒョンデハウスハラジュクを期間限定でオープンしたし、このセールス手法、うまくいくかもしれない。
もっとも大事なクルマについては、一言でいうと、よく出来ている。私はすでに水素を燃料にモーターを回すネッソなるモデルを体験ずみだったが、新しいアイオニック5なるピュアEVもかなりよかった。考え方が、新しいので、クルマ好きにも受け入れられると感じる。
原宿では2台の試乗もできるとのことで、いまの時代、新しい風が吹いてきた感が強い。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。