ひたすら驚くSUV

メルセデスマイバッハGLS600に乗った。写真見ていたときに、すごい迫力。とくにクロームのエアダム、なにあれ?と思っていた。実物は案の定すごかった。
43度リクライニングするバックレストをそなえたリアシートとか、これでもかとばかりの装備。基本的なものは、トヨタがクラウンで90年代からやってるんだが、それを自分たち流にひたすら実直につきつめている。

試乗車は、このあと日本で販売されるクルマと各部が違っていて、なので、車重は発表されないというのだが、とにかく重量級。3トンはないというものの、ふつうのSUVのつもりでコーナリングしようとすると、外にふくらんでいってしまう。
丁寧な運転を心がければいいのだが、めんどくさいというひとのために、サスペンション設定を中心にした「マイバッハモード」というのがある。操舵にかかわるフロントサスペンションは硬めに、後席の乗り心地と関係するリアサスペンションはやわらかめに、という組み合わせになる。

このクルマを自分で運転するひと、いるのかなあ。でも後席の居心地はやはりセダンベースのSクラスのロングボディのほうがいい、と思う。とにかく、このクルマに乗ったら「オラオラ」運転だけはしないでほしい。エレガンスこそ人生の要諦であるよ。


ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。