映画「メットガラ」はおもしろい

映画の話のつづき(それもまたbunkamura)として取り上げたいのが

4月公開予定の「メットガラ」です。

2015年の画期的といわれたファッションとアートの展示

「China: Through the Looking Glass」展に材をとったドキュメンタリー。

主人公はザメトロポリタンミュージアムオブアート・

イスティトュート・オブ・コスチュームでヘッドキュレーターを務める

アンドリュー・ボルトン。

どこかボウイを思わせるハンサムな英国人です。

彼が企画したおおがかりなファッションと中国をテーマにした

特別展示の進行をガラパーティをクライマックスにして

ずっと追ったもの。

途中「ファッションはアートじゃないよ」というラガーフェルトや

ガリアーノのインタビューが挿入されたりして

まあ観ていても企画に無理はあるなあと思うのですが

それでもおもしろい作品です。

事実としてはこの企画展はもっとも成功したものとのこと。

ボルトンはいつもトムブラウンを着ているなあと観ていたら

当時のパートナーのようでブラウンもちらりと姿を見せています。

ここの画像はガラの日にボルトンが着ている

トムブラウンのテールコート

ちゃんとトムブラウンになっているのがおかしい。

なお原題は「The First Monday in May」

美術館がファンドレイジングのために開くパーティ(日本題)が

この日に開催されるからなのです。

女性は絶対におもしろいと思う作品だと思うし

男がみてもなかなか印象に残ります。

#メットガラ #アンドリュー・ボルトン #トム・ブラウンのテールコート #トム・ブラウンのパートナー



ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。