大好きな写真家
いまミッドタウンの富士フォトギャラリーで米国の写真家、アンセル・アダムスの回顧展やっている。ぼくも大好きな写真家なのでのぞいてみた。
大きな8バイ10の写真機で風景を撮り、焼きもそうとう手間をかけて作りこんでいるアダムス。シロウトのぼくなりにその特徴をみると、(焼きの手法と関係するのか)風景を近景、中景、遠景とわけて構成しているのではないか。
もうひとつの特徴は消失点をつくらないことのように思う。
なにはともあれ(とくに)雪が積もった森や枝を撮った写真はそのレンズの解像度とともにもう顕微鏡をのぞいているようで、その精緻な世界には驚くばかり。
ぼくが望むキュレーションはそのように観るべき特徴で作品をいくつかに分けてもらいたかったというもの。
あともうひとつの望みは写真撮影の上の入り口のパネルだけでなく、すべて(欧米なみに)オーケイしてもらうことだ。日本のスマートフォンだとあのいやーなシャッター音が気にさわるわけだが、だったら音がしないようにしてもらいたい。
というお願いはまっとうだと思うのだけれど……どうでしょう。
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