羊はシストロン

UOMO誌1月号(11月24日発売)で担当している「ガチメシ」の今回のテーマは羊。そこで小山薫堂氏がイチオシの荻窪「ポワンドゥデパー」に取材。

フランスの子羊にこだわる同店では今回の取材ではシストロン産のものを使用。香りといい味といい上品で、たしかに豪州産とは大きく違う。どちらも好みの問題はあると思うが。

クラシックな料理をきちんと修業している薗部シェフは同店はフランス料理界ではよく知られたひと。

有名店の料理人がつねに客として訪れているのも特徴といえば特徴。業界内で愛される店っていいよなあと思う。

羊については中国東北部出身の料理人とかに言わせるとマトンでなくてはおいしくない、となる。水餃子とか蒸し餃子もマトンで作るとうまいらしい。日本人は”香りが少ないのがよい”というネガティブ?な評価が一般的。

ラムとマトンのおいしさは別物であり、2つ(以上)の香りがあるという点で羊はユニークな食材だ。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。