Valhara

アストンマーティンが999台限定でつくる「Valhara」が11月に青山で公開された。じつは2回め。今回は内装まで作りこまれたモデルだ。

F1とのつながりを強調しているだけあって、内装もレーシングカーのよう。とりわけ、ペダル位置が座面より高く、レーシングカーそのもののドライビングポジションをとるなど凝っている。デザイン性もあって、見ていると、日本だといまだにこんなこと出来ないように思えてきて、なんだかくやしい。

950馬力のハイブリッドパワートレインをミドシップした後輪駆動。「With Valhalla not only have we stayed true to our commitment to build a world-beating supercar, but we have exceeded our original aims. The result is a pure driving machine」というCEOの言葉がHPで公開されている。

アストンマーティン車を特徴づける”Vane Grille”も、いろいろデザインの試行錯誤をするなかで、最終的に採用された。既存のモデルと関連づけたほうがよりよい、という判断だろう。ミドシップなので、ここまでグリルを大きくしなくてもよかったような気もするけれど、これは買おうというひとが判断すればいい領域だ。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。