C200はいいね
メルセデス・ベンツC200アバンギャルドが日本で発売開始された。
最大の特徴は新しいエンジンにある。
BSG(ベルトドリブンスタータージェネレーター)という機構を備えているのだ。
マイルドハイブリッドともいえるシステムである。
走り出しのときなど、内燃機関のエンジンはやや出足が鈍る。
そこに少しだけ電気モーターの力を足して発進加速時のトルクを足す。
それが基本的な考えだ。
メルセデス・ベンツだとCLSやSクラスにISGというよりオカネのかかっているものの同種のシステムを搭載している。
私はそのCLSの試乗会の際に開発者に話を聞いたことがある。
BSGも同時にお披露目されていたが、クルマに乗るのは今回が初めてだ。
どんなだろうと思っていたところ期待を裏切らないパワー感だった。
雨の軽井沢での試乗だったが、とにかくなにはともあれ、と中軽井沢から鬼押出しのほうへワインディングロードを走った。
ぐいぐいと加速していくしハンドリングもやや堅めのサスペンションとともにスポーティな印象だ。
これで1.5リッターというから驚く。
ふんわかした乗り心地ならディーゼルモデルがいいが、このC200アバンギャルドではCクラスが備えているスポーツ性をけっこう堪能できる。
552万円という価格もこのクラスのなかではけっこうお買い得といえる。
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