1時間のトランジット

リスボンに行っていて、パリでトランジットして東京へと向かう予定だった。

チケットを見たときから「トランジットが1時間ちょっとというのは不安だな」と思っていたら、いやな予感が的中。

リスボンからエールフランス機が飛ぶのが1時間半遅れて、東京にその日戻れなくなってしまった。

もうほとんどひとのいない23時のシャルルドゴール空港で、同航空のカスタマーサービスのカウンターでホテルを手配してもらった。

そのときこんなものをくれた。

焦っていたのか、いま画像をみると撮った手が震えている。

これはランチボックス(いや夜食ボックス)。

開けると下のようなものが入っている。

ミネラルウォーター、パスタサラダ、クッキー、グミ、栄養ドリンク。

ほとんど口にしたくないものばかりである。

パンとワインのほうがいい。

ホテルのバーは閉まっているし、一緒だった自動車ジャーナリストの小沢コージ氏と「(ため息)では明日……」と別れたのだった。

用意されたのはエアポートホテルのひとつ「ベストウェスタン」。

朝食と昼食つき。

ここのよかったところは、すぐ接続が切れるiPhone XのWiFiがずっとつながりっぱなしで使えたことだ。

ビジネスマンが泊まるからだろうか。

なにかしらいいことはないとね。


ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。