ヨーテボリの美術館で発見

スウェーデンのヨーテボリで仕事が始まるまで3時間余裕があった。

そこでホテルそばにヨーテボリ美術館があったことを思い出し、駆けていった。

ここはなんでもありの美術館で、18世紀からコンテンポラリーまでが共存している。

エドバルド・ムンクの「愛と痛み」(美術館ではVampireとなっていた)もあった。

全6作あるうち1点がここにあるのは周知の事実だったそうで、私は知りませんでした。

スカンジナビアの作家が多いのだが、キュレーターの趣味だろうか、仏印象派もそこそこある。

ゴッホもあればモネもある。

しかもガラガラ。

子どもを連れていって一日中観させるとそうとうためになりそう。

いっぽうでスウェーデン作家の現代美術作品も多い。

トルソというか女性の身体をテーマにしたものが多かったように思う。

偶然だろうか。

隣接しているのはハッセルブラッドの写真美術館だ。

同社はボルボと並んでヨーテボリに本社を置くカメラメーカーである。

アポロが月に持って行った(ことになっている)カメラはハッセルブラッドなのだ。

ここではスカンジナビアの写真家の作品を展示していた。

こういうのも日本では観る機会が少ないのでおもしろい。

日本の写真家とアプローチがぜんぜん違うから。


ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。