青山といえば常にだるまや

青山でランチとなると足が向くのが「だるまや」だ。

慶應の「次郎」に対して青山学院の「だるまや」といったりした時代もあったというが、私の知るかぎり学生が食べているのを見たことない。

バブル以降ちょっといいレストランに学生カップルがいるのも見たことがない。

平成とか令和を、ある種の区切りとして使うなら、平成のひとつの特徴はおとなの住む場所と学生の住む場所に境界が出来たことだろう。

それだとつまんない大人にならないかな。

だるまやでの好物、高菜ラーメン(と半炒飯)を食べながら、そんなことが頭をよぎった。


ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。