カルダンの映画は隔靴掻痒の感もあり
60年代のフランスのファッションといえばピエール・カルダン。さきごろドキュメンタリーを観た。
カルダンについては、いろいろな噂がある。たとえば、自動車でいえば、パリのグランパレの地下駐車場に膨大なクルマのコレクションを持っている、とか。
そもそもカルダンは、ケリング(サンローランとかグッチとか)でもなく、LVMH(ルイビトンとか)でもなく、独自性を保っていられるのか。その”ナゾ”についても、するどい切込みはなし。
いまカルダンでは、ライセンスビジネスがブランドを毀損したと、ライセンス企業の見直しをしているようだけれど、いまさら感もなきにしもあらず。そのあたりも映画で突っ込んでほしかった。
映画としてみたら、はっきりいって駄作だと思った。
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