ハッチバックもいい
ルノーはおもしろいメーカーだ。というのは、ずっと高性能ハッチバックを作っている。全体のラインナップのなかで、今回乗ったメガーヌR.S.はあきらかに浮いている。それでもひたすら性能アップを追求しているのだ。
もちろんそのことで、私たちは恩恵を受けられる。300馬力のエンジン搭載の前輪駆動のハッチバックといえば、むかしはカーブの外側に飛び出してしまうようなクルマになっただろう。いまはちがう。どんな道でもなんの苦もなく、ひたすら速く走れるのだ。
R.S.とはルノースポールの頭文字。ここは、F1などを手がけ、その技術を市販車に応用する部署から成り立っている。メガーヌR.S.にはこの標準モデルに加えて、メガーヌR.S.トロフィという、より高性能なモデルがある。そしてトロフィにはマニュアル変速機の設定も。
ハッチバック市場もおそらくSUVに押されているだろうけれど、GRヤリスとかシビックタイプRとかメルセデスAMGのA35(車名一部略)とか、おもしろいクルマがいっぱいある。
むしろジャンル分けすることが間違っているかもしれないと思うのだ。
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