ボブウィアとデッド

グレイトフル・デッドのリズムギタリスト、ボブウィアのドキュメンタリーを、ネットフリックスで。
家の人たちが出払い、原稿も一段落したからいい、と自分に甘い私は、1時間半ほどのこの番組を視聴。こういうマニアックなテーマのプログラムがネットフリックスにはあるんだなあ。
ボブウィアのギターはとても好きで、デッドのライブはどれもいいし、ソロも同様(ジャケットもかなり好き)。
番組では、ジェリーガルシアととてもいい関係にあったことが強調されていて、演奏シーンは控えめ。まあ、ジャムバンドなので、短い曲があまりないということか。Darkstarとか延々かけてもらいたかったゾ。
以前自由が丘で、デッドヘッド(グレイトフル・デッドのファン)のマスターがやってるリスニングバーがあって、そこだと、たとえば「ダークスターを」とリクエストすると、「どのバージョン?」と聞き返されたものだ。ものすごい数のライブ音源がファンクラブ向けに出していたバンドなので。
映画でも、アメリカのファンは、ツアー中にやった同じ曲聴いても、すぐ「これは何日にやったバージョン」と言い当てるというシーンが出てくる。これがデッドの真骨頂なのだろう。
一般に認識されたのは、Workingman's DeadをからカッティングされたTruckin'でというのは意外な事実。日本ではもっと前からロックファンの間で人気が高かったから。ライブ一度観てみたいバンドの筆頭格だったなあ。
映画は、それでも、当時彼が住んでいたサンフランシスコのペインテッドレイディ(「ずいぶん外観きれいね」と実の娘に言われて「塗り直したんだね」とウィアが応じるシーンも)の内外が観られたり、なかなかマニアックなところもあるのが、よかった。
ちなみにペインテッドレディ(Painted Ladiesと複数形にするらしい)は、同地のエドワーディアンのビクトリアンのスタイルの木造建築のこと。私は昔、高校生のとき買ったアメリカの写真集でその名を知ったのだが、ウィキで見たら、まさにその本(厳密には著者)が名付け親だったということだ。


ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野で企業の仕事もときどき。 ライフスタイル系媒体を中心に 紙とウェブともに寄稿中。