行っといてよかった(広島)

仕事で広島に。仕事でないと行かないか。人生で初の広島市行だった。美しい町である。川をだいじにしている。東京と違う。
原爆ドームと、その周辺の勤労学徒や、原爆で亡くなった袋町小学校の生徒と教諭の慰霊塔など、なんとも言えず悲しい。東京は戦争に巻き込まれた犠牲者の慰霊塔が少ない。靖国なんかよりはるかに大事なのに。
問題は、フライトがあまり選べず、入りがどうしても遅くなってしまうこと。しかも行ったときは、蔓延防止で、目当てのお好み焼き屋はすでに閉まってた。

収穫は、そうたいした店でないとこを回ってみたかぎりでは、自分の好みは、「そばなし」ということ。そばを入れると、白飯の上に炒飯載せたのと近くなる(気がする)。あと、もやしもいらない。もうすこし”精進”しないとはっきりわからないけれど。

また行くことになるので、緊急事態宣言が出た広島がどうなってしまうのか。そこは不安。戦争の記憶を大切にしつつ、美しい街をつくり、おいしいものを提供してくれる広島。またね。


ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。