ヴェラールのMHEV

ランドローバーヴェラールは、5メートルを超えるレンジローバーだとさすがに大きすぎる、というひとに人気だという。
実際に売れているのは、さらにコンパクトなイボークと、クロスカントリー型4WDの雰囲気をうまく取り込んだディスカバリーという。ヴェラールは、余裕あるサイズの上質感がセリングポイントになっている。
最近、ディーゼルエンジンに、補助的なトルクを加えるための電気モーターを組み込んだマイルドハイブリッド(MHEV)仕様が追加された。
コロナ禍のせいで生産に影響がでているらしく、発表は昨年の9月だったものの、ようやく試乗できたのが昨日だった。
個人的にはガソリンエンジンのほうが好きかな。でも高速移動が多いひとは、リッター13キロ超えという燃費のよさは、大きな魅力に思えるはず。
今回のクルマには、オプションでデンマークのKvadra社のウール生地を使った品のいいシート地で覆われたシートがそなわっていた。
女性にとくに人気だとか。けっして、ウールだからといってソフトではないものの、レザーよりやさしい感じの手触りがよい。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。