ジャガーが変わる

先週(5月21日)、英国のジャガーランドローバー本社がオンラインでの記者発表を開催。かつてルノーのCEOも務めていたティエリーボロレCEOが登場して、ジャガーは電動プレミアムブランドになると宣言した。
そのボロレCEOによると、いま開発中の次期XJのプログラムは中断するのだそうだ。ジャガーは世界的にセールスが今ひとつといわれてきたが、かなり切実なのかもしれない。
ランドローバーの方は順調らしく、ジャガーによる、セダンやステーションワゴンやスポークカーといったポートフォリオを変えないといけない時期が来てしまったということなんだろう。
なんでみんなSUVに乗るのか。そのあたりはとりあえず、おいといて、たんにEVブランドになるのでなく、ジャガーならではの勝算がどこにあるのか。楽しみにしよう。
このときデザインを統括するジェリーマクガバン氏も登場。「過去のヘリティッジを振り返るデザインはもうやらない」と発言していた。いいと思う。
デザインではないが、ジャガーはコンティニュエーションといって、EタイプライトウェイトやXKSSといった50年代の人気モデルを当時と同じように作って、車台番号を当時途切れたところから続ける(ゆえにコンティニュエーション)という限定生産モデルを始めたメーカーだ。最初ロサンジェルスで、そのXKSSの発表会に参加したときは、おもしろいと思ったものだ。
同様のことをやったのが、やはり英国のアストンマーティン。だが、日本では一台もオーダーが入らなかったと聞いた。かなり高いモデルなので、それを買える財力があるなら、当時からの履歴がちゃんとついたホンモノを買ったほうがいいというのが、ファンの判断なのだろう。
たしかに。クラシックカーイベントにも出られるし、メリットを比較するとコンティニュエーションモデルを買う意味が薄くなる。
ヘリティッジの先へ。新しい船出の時が来ているということだ。
ジャガーのEV化にからめて、EVと、再生エネルギーのことを、ゲンロクウェブに書かせてもらいました。
日本、再生エネルギーに本気で取り組む時なのだ。横浜瀬谷の米軍上瀬谷通信基地跡地わテーマパークにするというアホな計画が頓挫したようなので、そこでも太陽光発電やって、安く電力送信ができるよう法律整備してもらいたいなあ。けっこう切実。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野で企業の仕事もときどき。 ライフスタイル系媒体を中心に 紙とウェブともに寄稿中。