マイナーチェンジンしたレクサスIS

先日「レクサスの走りを象徴するFRセダン」と謳われる

ISがサスペンションなど見なおされたマイナーチェンジを受け

その試乗会がありました。

FRとはエンジンをFrontに搭載

Rearホイールを駆動するという意味で

スバルの造語と言われています。

一般的にはあまり意識されないことですが

自動車ジャーナリズムの世界では

エンジンをどう積むか

どこのタイヤを駆動するかは

重要な情報とされています。


見なおされたのは外観と足回りが中心

インテリアもモニターの大型化や選べる色の増加など

いくつかあります。

サスペンションシステムの一部が入れ換えられ

低速での乗り心地と速度を出したときの操縦安定性が向上しています。

実際サーキットと公道での試乗で体験した

IS350とハイブリッドのIS300hは

けっこう感心しました。

いいクルマになっています。

レクサスの場合

ぱっと感じるキャラクターというより

じわじわと”らしさ”を感じるほうに重きを置いている感があり

それを福市プレジデントは「すっきり奥深い」と表現していました。


その「すっきりと奥深い」かんじがわかるのがLS(下の画像)でした。

まもなくモデルチェンジしてしまいますが

僕たちは常々”乗るべきはモデルチェンジ直前のクルマ”と言っています。

なぜなら年次改良といって

細かい改良が施されていわゆる熟成度が上がっているからです。

大型セダンのLS460 Fスポーツ(1015.1万円)もしっとりしていて

エンジンの力が気持ちよく感じられるよう上手な設定と感じました。

日本の速度域で使うかぎり

なんの不満もない快適なドライブが楽しめるクルマです。


ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。