いい寿司の本
僕が好きな寿司の本です
新橋「第三春美鮨」の主人、長山一夫さんの著書。
これは「続」で2011年ごろまでの
寿司をめぐる状況を漁場から市場にいたるまで記しています。
旬がよくわかるのはもちろん
鳥取県境港では小さな個体のマグロを乱獲するのを止めないことへの
嘆きもあって考えさせられます。
このあいだ長山さんと話したときもやはり境港の話が出ました。
県ではマグロ水揚げ量日本一を誇っているようですが
産卵期だろうがなんだろうが
イカ釣り漁船を使ってまで釣り上げてしまい
結果大きな個体が回遊してこなくなるという悪循環を招いているようです。
そういうことも考えさせられる
胃袋だけでなく頭にも効く本です
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