アルテオンは例外的

フォルクスワーゲンのトップモデル「アルテオン」に、シューティングブレークというワゴンタイプのボディをもったモデルが追加された。

ドイツ的にロジカルにまとめられたスタイリングで、それでいて、エモーショナルな要素がしっかり入っている、たとえば、後ろにいくにしたがって下がっていくルーフとか。VWのプロダクトとしては、やや異例だ。

いいところは、クラムシェル(二枚貝)タイプとよばれるボンネットなど、お金をかけているようにきちんと見せてくれるなど、細部のつくりまで凝っている。会社の都合でやや手抜き、なんてどこかの国のメーカーで時折見られるようなこともなし。

で、じつは室内はかなり広いのだ。リアシートも余裕のスペースが確保されている。フォルクスワーゲンのパッケージングは群を抜いている。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。