インド料理に苦労しているという話

銀座に出たおり、行き当たりばったりで、三越裏のインド料理店に入った。インド料理欠乏症なので。言葉にすると飢餓状態でフラフラ(おおげさ)。

そこで頼んだのは、いかにもメニューにおいしそうに映っていた、ブラックペッパーチキンとバターチキン。はたして、手前のブラックペッパーチキン(名称はしょくよくをそそる)は、甘さ抑えめ。一方、バターチキンはかなり甘い。

甘みの強いナンにはどっちもいまひとつ合わなくて、ナンはナン、カレーはカレーで、食べました。ライスの存在は完全無視。結論的には、スパイスケチるから、客が不幸な目に遭うのだな。

昔から存在は知っていたので、長く続いているということは、味もいいんだろう、と期待したのだが、そこは、空振り。店員も投げやり。最近の店員がなげやりと思うことが多いのは、コロナ禍で、客に接近するのを遠慮しているせいなのかな。

それとインド料理の定食によくある、生野菜のサラダ。まったく評価できません。それより、ラッサムスープとか、ライタ(ヨーグルト)がうれしい。みんなそう思っているはず。



ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。