プジョー3008はヘンでいい

先日「ENGINE」誌の取材でプジョー3008に乗った。ディーゼルエンジン搭載のGTというグレードで、クルマじたいは気持ちよく走った。エンジンは力があるし、ハンドリングもまずますスポーティ。運転が楽しめるモデルだった。

しかしどうしてもこのスタイリングには違和感が残った。無理に変える必要はないと思うのだけれど。エレガンスはなくビザールな雰囲気がただよう。でもそこがおもしろいのもたしかで、ふと欲しくなるクルマともいえる。

インテリアもフシギで、まあおもしろい。とにかくドイツ車とは違っていようということだろうか。でもこのヘンなシフトレバーも意外に使いやすいのは事実。変えようとおもってデザインしたら使いやすさが生まれたのか、それともこれがひとつの理想型なのか。そのへんを想像するとおもしろい。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。