これがパーネカラザウ

一度は食べてみたいもの、というのがある。私にとって、その一つだったパーネカラザウを本場サルディニアで食べることが出来た。

薄ーく焼いたパンがパーネカラザウ。なんでも羊飼いが持ち歩いてワインに浸して食べたりするらしい。

今回はリコッタチーズを載せて。イースト香のようなものは感じられず、なんだかインドのチャパティとかに通じるかんじ。パリパリしているのは、想像どおり。リコッタチーズも匂いが薄くて、朝出されたものだからだろうと、淡泊だった。

あとでスープに浸したものが出てきたりした。日常的なんだろう。ボーッとしていると、うっかり通り過ぎてしまう伝統食である。でも長いこと愛されてきたのには理由ががあるはず。こういうもの、もっと探求してみたい。



ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。