ぼくの読書日記
話題になっている本を年末に読んだ。人口減と国家の財政破綻がいかに深刻な問題かをデータを駆使しながら論じた本で、読み終わるとじわっと「なんだか大変なことになるぞ」という印象が残る。
例をあげると過疎化がいちじるしいのは、秋田と原発や基地がいっぱいある青森。でも東京は大丈夫といっても裏を返すと高齢者であふれかえることになると著者は指摘する。
東京はビジネスの中心という都市のモデルに固執しているので介護施設など高齢者医療の施設が圧倒的に不足しているんだそうだ。医師や介護人なども減少傾向だし。
ではどうするかということを著者は提案しているのだが、これを読んでこう思っているという声を政治家から聴いてみたいものだ。
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