ある週のランチ

あけましておめでとうございます。

もう昨年の話だけれど……。

この週はロサンジェルス出張があった。デルタ航空に乗ったのは夕方。なので夕食といったほうがいいかもしれないけれど鶏胸肉のグリル。

ぼくはデルタのミールはけっこう好きで、この「ジェノベーゼソース」がかかり、ニョッキが添えられたものも悪くなかった。

時差が17時間あるためロサンジェルスに到着してまずしたのはランチである。ベバリーヒルズのはずれにあるホテル「Mr. C」で骨なし鶏肉のカレーとライスピラフなるもの。

イタリアテイストのレストランのようだが、ここはなかなか悪くない。サービスもみなちゃんと白色のサービスジャケットを着ているのもいいし。

米国(にかぎったことではないけれど)レストランのユニフォームもかなりきちんとしていて、それぞれに名称もついている。一時期Tシャツとキャップとかになったりしてがっかりしたけれど、やっぱりこういうのはいいかんじだ。

とくに白色というのはじつにいい。

次の日はサンタモニカの「Herringbone」といかにもシーフード的な名称のお店で「Twohand Burger」。ようするに両手でつかむほど大きなハンバーガー。

翌日はマリブのパシフィックコーストハイウェイ沿いに建つ「Geoffrey's」で。Miso Braised Tofuなるもの。つまり豆腐を軽く炒めて蒸し煮のようにしたレシピということか。

ほかにサーモンとかフィレミニヨンといったメニューもあったのだが、「これがいいよ」と店のひとに勧められたのだ。悪くはないのだが。ライスの上に載せたらうまそう。「とうめし」というのがあったな。

にぎわっているところがさすが。こういうひとたち、仕事なにやっているのだろうと思う。

デルタ航空機内でのステーキ。さすがのボリュウム感である。ランチのほかにはステーキやメキシコ料理を食べたのだ。ロサンジェルスだから。


ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。