ケープタウンの夕暮れ

ケープタウンの夕暮れはまたよいものだ。上の写真はテーブルマウンテンから雲が流れるように下に降りてくる幻想的な風景。

ぼくは感激していつまでも見ていたけれど、現地では振り返るひともいない。日常的な光景なのだな。山肌など山の美しさは日本とまったくちがう南アフリカのケープタウン。これもまたよいものを見た。

夕暮れ時になると街はアペリティフの時間だ。

サンフランシスコのような通りもあって、表のテーブルにはアペロ(アペリティフ)を楽しむひとがおおぜいいて、いいかんじだ。

ぼくたちもいきあたりばったりのバーに。

ここでは南アフリカのロゼのスパークリングワイン(味はふつう)を。若いひとたちがやっているが地下室を使っている雰囲気はおとなっぽく、対応もきちんとしている。

上は室内の写真でここもいい雰囲気だけれどエアコンもなく、ここで飲んでいるひとはいない。気温がおちて気持ちよい外は最高の気分である。

このときはバレンタインズデイでレストランはどこも予約でいっぱい。日本よりもロマンチックかもしれない。チョコはあげないらしい。花束を持っている(デートに出かける?)男性はちらほら見かけた。

ぼくがいいなと思ったような小さなビストロでの眺め。人生の先輩たちが楽しんでいる。こういうの、日本でもっと観たい光景だ。男女よりもロマンチックな組み合わせかもしれない。


ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。