OMO5東京大塚のおもしろさ

5月9日に山手線・大塚駅北口前にホテル「OMO5東京大塚」がオープンした。上はそのケッサクなオープニングレセプション風景。

こちらの女性陣「ROUGE」といってカンカンなどを躍るパフォーマンス集団で、「大塚cafe&dining/Shisui deux」でショーが観られる。そのつながり。

運営(とおそらくコンセプトメーキング)は星野リゾート。以前にもここで少し触れたように、ここのユニークな点は「ビジネス客を捨てた」と星野佳路代表取締役社長が言うところ。

ビジネス客のニーズ対応は負担が大きいのと、大塚駅前という立地は観光客が増えているのとで、いっそ観光客を楽しませるホテルにしてしまおうと思ったとのこと。

部屋数は125室と多いけれど1室19平米とか、スペースはけっこうタイトだ。外(街)を楽しむひとのホテルと割り切ればいいのだろうか。

ベッドは上の写真の2階部分に2名ぶんのマットレスが用意されている。

下の階にももう1名ぶんのマットレスが置けるがベッドメイキングは自分で、とかなりの割り切りのよさ。

ぼくはじつは星野リゾートのこういうところがおもしろいと思っている。

星野代表取締役社長の自虐的ユーモアを交えたとつとつとした喋りを聞いていると、こういう形態のホテルというのもありなんだろうと妙に説得されてしまうのだ。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。