このところのランチ

ぼくがある週に食べたランチについて書きます。

とある月曜日は青山「インターセクトバイレクサス」でコロッケ。

ゆるいベジタリアンというメニューなのだがコロッケが食べたくて。

実際には風味もそれなりにあって食べ応えもそれなりに。

ラードとか使っているのかな?

「純粋な菜食主義ですか?」と尋ねられたし。

インターセクトは自動車系のレストラン/カフェなかでほんとピカイチだなあと。

火曜日は打ち合わせ場所のすぐそばだった神田の「ポンチ軒」でロースカツ。

久しぶりのポンチ軒。

ちょっと並んだ。

悪くないが、上ロースのほうが正解だったろうか。

とんかつっておいしい。

しかもこのお店は客あしらいもよい。

とんかつが好きなんだー!というひとが食べにきているのもよい。

水曜日は「香宮」で旧知の編集者T氏と打ち合わせを兼ねて。

ここもコストパフォーマンスの高い一軒だ。

きれいな料理が連続してでてくる。

木曜日からはルマンへ出張。

エールフランス機の機内でのランチと相成った。

ここは事前に「和食」をウェブでオーダーしておかないと食べられない。

フランス的な料理も悪くないが、牛肉ステーキふうが多いので回避。

結局、すき焼き風の一品で牛肉。

味付けが甘すぎるのだ。

これはなんとか改善の余地がないものかと思いつつ完食。

金曜日はBMWのT氏とCG誌のK氏と。

パリのポルトマイユーにある「ハイアットリージェンシーエトワール」でステーキ。

ロビー階のダイニング「MAYO」はなんだかちょっと日本っぽい。

というかMUJIっぽい作り。

料理はしっかりボリュウムがある。

ステーキになった牛肉はイルドフランスのMetzger兄弟が育てたものとメニューにある。

生産者主義はいまも健在なのだなあと印象ぶかい。

おそらく300グラムはくだらない量のステーキ。

味はけっして悪くないのだが食べきるのはひと苦労。

それにしてもパリはいたるところ工事中でポルトマイユーも変わった。

遠くに「Chez George」が見えた。

あのレストランは変わっていないだろうか、とふと考えた。

土曜日はルマン24時間レースを観に行った。

BMWのホスピタリティでの食事。

タルタルステーキにほんの少し火入れをして目玉焼きを載せて食べる。

ビストロ料理の定番を目の前で作ってくれる。

僕の好きな料理なのだ。

日曜日はやはりBMWのホスピタリティでバーガー。

ロワールのある地方だけにシェーブルチーズが載るのだな。

風味はとうぜん独特なもの。

僕は嫌いではないが別にシェーブルは入れなくても。

月曜日は再びエールフランスへ。

「和食」はこういう白身魚のあんかけという不思議なもの。

ぜいたくをいえば食べているときに楽しさがないよね。

むしろ丼のようにしてご飯にかけたほうがいいかも。

ちなみに今回パリではデファンス地区(ここも大きく変わっていてビックリ)に滞在。

地下鉄駅すぐ近くのホテルでまわりには飲食店の数だけは多い。

でもレバノン料理店のフムス、なかなかよかった。

久しぶりに中東料理を食べた。

僕は好きなのだ。

こちらもデファンス駅そばのイタリア料理店。

週末はここしか空いていないのだ。

シェーブルのフライの載ったサラダ。

ニースふうっぽいがロワールふうというべきか。

これは悪くなかったが

そのあと来たスパゲティが最悪。

茹ですぎたうどんのようで

トリュフソース(といっても瓶かチューブだろうね)がまぶしてあるがとても完食できませんでした。

フランスは相変わらずパスタがまずい。

不思議だ。



ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。