ある週のランチ

ある週、ぼくは英国へ。

じつに久しぶりに乗ったブリティッシュエアウェイズ(あまり変わっていない)のランチはステーキとライス。

この二つの組み合わせ、まさに洋食だ。

同じ日の昼時にロンドン到着。

そこからサリー州ゴースヒルにあるホテルへ。

昼過ぎにそこのバーでフィッシュンチップス。

これはおいしいね。

魚の好みはあるのだが。

このときはタラのような魚。

むしろ日本でしっかり作ったらウケそう。

高級ホテルなんだけれどわざわざ新聞紙を敷いているのが笑う。

水曜日はウォーキングという南イングランドのマクラーレン本社でブッフェ形式のランチ。

フムスである。

フムスは欧州では完全に市民権を得ている。

東京は探すのが難しいけれどぼくは大好き。

木曜日はグッドウッド「フェスティバルオブスピード」へ。

マクラーレンのホスピタリティではプルド(塩漬け)ビーフのバーガー。

おいしい。

肉の味がなんたるかがほんとわかっている。

東京はビーフでは関西にも勝てないし、海外なんてまったく届かないとよくわかる。

金曜日もグッドウッドでおいしいターキーサンド。

サンドイッチもなかなかかなわない。

引くときは引く、盛るときは盛る。

その塩梅がサンドイッチの命なのだ。

土曜日はブリティッシュエアウェイズの機内で。

和風カレーだそうだ。

悪くないのだけれどボンカレーみたいなカレー。

実際にかなり安い業販のルーなんだろう。

このへんを手抜きしてはいけません。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。