メキシコの玩具
いま世田谷・三軒茶屋駅そばの「生活工房ギャラリー」でメキシコ人作家(故人)による玩具展をやっている。
春日明夫さんという東京造形大の室内建築専攻領域の教授によるコレクションだそうだ。
メキシコ人の作家はメキシコ・グアナファト州の玩具職人グメルシンド・エスパーニャというひとで、基本は木工に彩色だ。
振るとマスクトレスラー(メキシコらしい!)が戦うなどシンプルな動きのオモチャが多く、私の子どものときをその点では思い出した。
モチーフはほかに(当然ながら)ガイコツも多く、個人の作品ならではの独特な表現が見飽きない。
コレクターの個人的な思い入れなどの展示は皆無で、そこが惜しい。
どうやって出合って、どこを評価しているのか。
せっかくの個人コレクション展示なので背景を知りたかった。
でも見飽きない。
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