350万円で買える「フェラーリ」
美術本で知られるドイツの「タッシェン」が「Ferrari」を出版した。
フェラーリのアーカイブにあったお宝写真やコレクター秘蔵の写真で構成した豪華な歴史本だ。
先日日本でも出版される機会をとられてお披露目が代官山のT-SITEで開催された。
上の写真は左はマレーネ・タッシェン、右はジョン・エルカン。
エルカンはフィアットのオーナーだったジャンニ・アニェッリの親族で、ウィキを引くと「富豪」と出てくる。
フェラーリのイベントで何度か会ったことがある。
この本は私は2017年にマラネロで開催されたフェラーリ70周年のイベントで初めて観たのだが、マネーネによると「あれは急いで作った中身のないドンガラ」だそうだ。
今回は中身が詰まっている。
日本でも販売されるのは「アートエディション」と「コレクターエディション」の2種類。
上はエグゾーストマニフォルドとパイプを模したスタンドつきのコレクターズエディション(350万円+税+送料)。
初めてみた内容はたしかに初めての写真ばかり。
とくに50年代60年代のレース関係の画像はすごい。
中身だけほしいひとはアートエディション(72万円+税)で、ということだ。
オマケでついてくる全戦歴も欲しい。
当日はタッシェン氏と、デザインを手がけたマーク・ニューソン氏にインタビュー。
の予定だったのだが、ニューソン氏大幅に遅れて聞けたのはわずかばかり。
その短いインタビューでニューソン氏は自分は54年の815Sを所有していると言っているのだが年代が合わない。
確認できないままお別れになってしまった。
本当のところはどうなんだろう。
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