ジュネーブ自動車ショーでの発見
ジュネーブ自動車ショー(17日まで)はさっと見たら1時間で回れてしまうが、じっくり見たら2日でも終わらない。
それぐらい出展者の多いオモチャ箱のような楽しさを持ったショーである。
いろいろ原稿書いたけれど取り上げられなかったのが、じつは私がもっとも気に入った上記のクルマ。
クルマというのか 、農業用トラクターである、ただしランボルギーニの。
出展元はKlima Loungeというドイツの私設ミュージアムだ。
スチームパンク感がハンパでない。
トラクターにはクルマのカッコよさの基本が詰まっている、というのが私の持論。
大きなタイヤ、むき出しのエンジン、ひとり乗り、そして大トルク。
上の「Centenario」と名づけられたトラクターはオリジナルでない。
アベンタドールの同名モデルの770馬力の12気筒エンジンに4WDシステムを組み合わせたスペシャルだ。
限定で生産されるとのことである。
さらにもう1台1965年頃の「1R」も展示されていた。
このころはランボルギーニは乗用車に進出しており、350GTは発売ずみで、ミウラ(66年)前夜である。
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