スマボというのもある

11月5日にボルボのセダン「S60」が日本で発売された。ボルボとしては久しぶりのセダン。セダンは売れていないというんだが、日本ではメルセデスCクラス、BMW3シリーズ、アウディA6などいいセダンがいろいろ買える。セグメントがちがうけれど、マツダ6も乗り味がうんとよくなっている。

ボルボS60はせんだって箱根で乗ったけれど(T5インスクリプション)いいクルマだ。けっこうスポーティでありつつ、乗り心地はいい。セダンはいいねと改めてそのとき思った。日本ではT4とT5という2リッター4気筒エンジン搭載モデルと、T6とT8というプラグインハイブリッドモデルが用意される。


ボルボカーズジャパンでは「スマボ」という料金プランを発表した。残存価格設定型のローン。たとえば700万円のクルマを半額据え置きで3年で残りを支払う。3年たって乗り続けたいと思ったら再ローンを組む。

これが得なのは、まず第一に、新車を購入して代金を経費で償却する自営業のひとだろう。一般のビジネスマンとかだったらどうなんだろう。3年後の資金計画まで考えておく必要がある。でもいずれにしても、ボルボのマーケティングはほんと積極的だ。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。