雪上だからわかること
白馬でランドローバーの雪上試乗会に参加しました(写真はディフェンダー110)。白馬といえば雪がよくてスノースポーツのメッカみたいなところと思っていたけれど、このときはウィンタードライブにはいまひとつ向いていなかったようだ。
スキーのスロープを使って、登って下って、さらにスラロームをして、というドライブをする予定が、雪質の問題で、スタッドレスタイヤといえども、なかなかグリップしない。ひさしぶりに、こういう体験をすることになったのだった。
このときはGQジャパンの名代として取材。走れなくて原稿が書けなかったらどうしようと思ったものの、逆にランドローバーのおもしろさがわかった。強くトルクをかけて出来るだけ走っていくと、安全装置が働いて、エンジントルクをしぼってしまう、なんてことがない。
グリップを回復したとたん、がーっと車両が前にすすむ。アクセルペダルの足の力をゆるめずステアリングホイール操作だけで、立てられたポールのあいだを抜けていくときは、盛大にドリフト走行となるが、また雪道をグリップするとねらった方向へ車両がとんでいく。
妙に安全志向でなく、あくまでもしっかり走らせようという設定。これはランドローバーの特徴のようだ。それが確認できたのが、大収穫。
ところでこのときは上越新幹線で長野までいき、そこからディフェンダーで白馬まで走った。いきの新幹線で食べるために東京駅「祭」で駅弁を購入。台湾のルーロー飯ふうというのが宣伝文句のものを購入。ところが豚肉がまずいのか、食べ進められない。残念ながら残しました。駅弁というと、脂が固まったら融点が高くてなかなか溶けない牛肉が多いなかで、豚はいいじゃないかと思って選んだのが裏目に。これだけが、この出張の残念な点。
0コメント