ペリエ・ジュエのみごとなブラン・ド・ブラン

シャンパーニュのペリエ・ジュエが2004年の「ベルエポックブランドブラン」をリリース。

しかもアーティストコラボレーションといって三嶋りつ江さんがボトルをデザインした

特別限定仕様も発売されました。

三嶋さんはベネツィアはムラーノでガラスを素材に創作活動にとりくむアーティスト。

液体が渦をまくようにブランドブランのボトルをとりまき

かつアネモネの模様はきちんと見せているという仕上がりです。

着席のレセプションがあり

そこでサーブされたブランドブランのすばらしいこと。

いまの醸造責任者のエルベ・デシャンさんの時代にようやくこれで

4回めのリリースとのこと。

食事の席では特別にマグナム(1.5リッター瓶)でもサーブされたのですが

(写真は通常のボトル)

これはビックリの味と香りでした。

シャンパンのボトルの場合

マグナムのうえにジェロボアム(3リッター)

マチュザレム(6リッター)といったぐあいに

いろいろな大きさの瓶があります。

大きければいいのかというと

デシャンさんによると「マグナムがいちばん」とのこと。

イースト香が強く印象に残りますが

同時にフローラルの複雑な香りと

味はより澄み切ったかんじでああまた飲みたい

(しかしまず手に入らない……)

そういうすばらしいものでした。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。