POWER DAYがあった
先日、フォルクスワーゲン本社がオンラインで「POWER DAY」なるプレス用発表会を開催した。パワー、つまり電気エネルギー戦略についての発表だ。これからピュアEVの数を増やしていくということもさることながら、自社で出資したバッテリー工場を欧州に6つもつくる計画というのに感心。
さらにコストや航続距離や充電時間と、バッテリーにまつわる大きな課題解決の有効な手段として、ソリッドステートバッテリーをいま開発中で、22年から実用化する方向だそうだ。
このあたり、基本的にぜんぶ自社で、としている自動車メーカーは少ない。工場というのはテスラが早かったけれど。
でもって、フォルクスワーゲンはプラットフォーム共用化計画も推進していて、将来は傘下グループすべてで同じプラットフォームを使う予定なんだそうだ。ポルシェもベントレーも、ということなのだろうか。ランボルギーニやブガッティもいまはVWグループだが、これらはたしか売り出し中。このあたりもEV化のためには、スーパースポーツカーにこだわっていられないという割り切りを感じる。
オンラインの発表は2時間続いた。見応えのあるものだった。
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