粥にひかれる

自分のなかでは「70年代に流行った店」の”ファイル”に入っていた、中華街の「謝甜記」。ところがこのところ、何度も足を運んでいる。とくにこの冬、寒いときはあったまったものだ。

粥の品数はどれだけあるんだろう。数えたことない。私が頼むのはいつももっともシンプルなもの。そこにピータンを入れて、あとは油条を浸して食べるのが大好きなのだ。

まあ、ものすごくおいしいというほどでもないし、油条だって、ここよりおいしい店はいくつもある。けれどここ、なごむのだ。

このあいだは、70代をおぼしきオヤジ4人組が、大声で話し、哄笑していた。コロナ禍どこ吹く風である。いまの元気がいちばん、ということなのだろう。ま、それはそれでいいように思うけれど。


ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野で企業の仕事もときどき。 ライフスタイル系媒体を中心に 紙とウェブともに寄稿中。