経験が大事とBMW

BMW本社(厳密にはBMW WELTというミュージアム)が3月9日に「FUTURE FORUM」といつオンラインの発表会を開催した。
三夜にわたる、インテリアとユーザーエクスペリエンスを中心テーマとしたトークセッション。初日は、チームラボでコミュニケーションを担当する工藤岳さん。英語だったので、なにがいいたいか、はっきり把握出来なかったのだが、チームラボは何を考えてインスタレーションなどを手がけているかを語った。猪子氏が出てこなかった理由は不明。
2日めはBMWのヘッドオブデザインを務めるドゥマゴイ・デュケック氏。iXとi4というBMW Iが手がけた2台の新世代BEVのインテリアコンセプトを題材に、いまいかなるユーザーエクスペリエンスが必要かを語って、おもしろかった。
上記2台には、音声対話型コマンドシステムの進化形や、照明を使って、乗る人をもてなすコンセプトなどが搭載されているそうだ。ドイツのメーカーはどんどん先に行ってる。

3日目は、ミニ。ミニブランドのヘッドオブデザインのオリバーハイムラー氏が登場。URBANAUTという、走るリビングルームのようなミニのコンセプトモデルをテーマに、やはりデザインの考えを披露してくれたのだった。

リビングルームのような室内に友人たちとワイワイ乗って、好きな場所に止めてくつろげばいい、というちょっと世相迎合型の提案。chillって単語を連発していた。ゴーカートフィーリングで売ってきたミニも、これからは、まったりかあ。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。