神保町ヤバい(かも)

神保町で約20年間務めていたことがある。食べるところには困らなかった。フランス料理とかイタリア料理とかインド料理はほとんどなかったものの、カレーライスにはとくに困らなかった。

で、私がうろうろしてときから通っていて、そのあとも出版社にいったときなど足が向いていたのが「共栄堂」だ。とくにここ10年ぐらいは、私の時代より味がよくなって、ときどき「スマトラカレー食べたいな」と思うほどだった。

で、先日行ったら、なんだか味が変わっていた。自分の体調のせいだろうか。あまり食が進まない。こんな味だったかなあ。と、すこしがっかりした。こんどまた行って確かめてみよう。もう二度といかないというふうにはならない。スマトラカレー愛のせいである。

いっぽう、二、三度いって、そのたびにガッカリしたのが「揚子江菜館」だ。先日もつい、という感じで寄って、後悔した。

上は私が神保町時代に好きだった五目焼きそば。いつの頃からか麺が変わった。コシがまったくない、素麺みたいな麺である。

で、この五目焼きそば、「今日はおいしくなっているだろう」と期待しつつ頼んではガッカリ。味つけもあいまいで、途中で飽きてくる。一緒に行った人たちも、自分が頼んだものについて、同様の感想だった。脱力してる。

ついでに春巻きも、なかにしゃきしゃきとした春の野菜など入っていなくて、こちらもガッカリ。料理をなんのために作るのか。原点を考えたら、きっとまたよくなると思う。再起を期待するのだ。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野で企業の仕事もときどき。 ライフスタイル系媒体を中心に 紙とウェブともに寄稿中。