雪のなかで頼れるレンジローバー

長野県と新潟県にまたがる斑尾高原で

ランドローバーとジャガーの4WDの試乗会がありました。

この冬の積雪量は多く

なんでも「20年ぶりの多さ」(ジャガーランドローバー広報)なのだとか。

僕が運転したのはレンジローバー・イヴォーク

それもコンバーチブルです。

朝からしんしんと雪が降っていて

峠道は真っ白

そこをマッドアンドスノーのタイヤを履いて走りました。

かなりよく走るのはあらためて驚きました

加えてハンドルやアクセルペダルやブレーキペダルの重さも

繊細な操作が要求される悪路では適切と思えるもの。

たまにブレーキを踏んでも

思っていた距離で止まらなかったりで

崖の道ではキモを冷やしましたが

繊細に制動をコントロールしてやれば大丈夫

頼れるパートナーであることを痛感しました。

途中で僕は道を大幅に迷い

世界の果てのような峠道をえんえん走るはめに。

そこで出合うクルマはなく

ときおり除雪車がいるのには頭が下がりました

誰も走らないような道でもちゃんと除雪しているのです

自治体えらい。

自動車ジャーナリストのなかには

フルオープンで走っているひともいて

晴れ間が出たときは時速50kmほどまでなら

18秒以下で開閉できる幌のありがたみがありますが

降雪のなかでは無意味でしょうと思われましたが

こういうのは独特のマッチョイズムなのかな。

誰も真似しないと思うが w

2リッターエンジンはトルクたっぷりで

瞬発力もあり感心。

これでディーゼルエンジン搭載車が出たら

燃費の面でも最高でしょう。

スタイリッシュだし

イヴォーク・コンバーチブル(765万円)いいクルマです。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。