「かんな」でかき氷
かき氷の季節です。ウオモで取材した世田谷公園むかいの「和kitchenかんな」もさぞかし混んでいるでしょう。取材したのは4月だったので肌寒かったものですが、あっというまに季節が移るものです。
かんなはかき氷のバリエーションの多さも自慢とのことで、旬の素材を使ったオリジナルも数多くあります。が、ここは順当に宇治で。氷は2種類あって、店主の田中さんがわざわざ氷作りを手伝う天然氷も。
「天然氷がいいと思うところはいくつかありますがひとつは溶けにくいことでしょうね」。その言葉どおり、こんなかたちをしていてもなかなか崩れません。それともうひとつおもしろかったのが取材の際、カメラマンのナカニワさんが「器を貸してください」と言ったとき。
出てきた器をみて一堂「え?」。というのは画像だとわかりにくいのですが、じつに小さいのです。小皿か?というぐらい。それを見て「あの、お願いするのはミニでなくレギュラーサイズで」と言ったところ、これがレギュラーなんですよとの返答。食べていても意外に気がつかないものです。
ここに削った氷を盛っていくわけですが、安定させるためにテクニックがあるとのこと。いくつかの層にわけて削りかたを調整するのだそうです。それで以前は機械の削り器を使っていたものをいまは途中で刃の調整ができる手動に戻したのだとか。
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