レクサスLSに伊豆で

ついにホンモノに乗れた!というかんじの新型レクサスLS。このあいだ東京から伊豆までハイブリッド版のLS500hでドライブできた。

ハイブリッドは最高出力がこれまでは時速120キロ以上えないと出なかったのを60キロまで下げて使い勝手をよくしたり、電気モーターの作動領域を拡大したりしている。

いまはエアサスペンション仕様しかなく、ぼくたちが乗ったのはトップグレードの「エグゼクティブ」。これ、基本は後席に乗る仕様。

でもエアサスの設定は貴穂的にFスポーツ以外は同じで、4輪操舵システムも備えているし、ターボも広い回転域においてよく効き、楽しく走るのだった。

驚いたのはレーンチェンジアシストシステムの出来のよさ。ウィンカーを数回出すとクルマがすっと隣りのレーンへ移動する”支援”をしてくれる。そのスムーズさにはアダプティブクルーズコントロールとともに感心した。

今回公道で乗れたのはハイブリッド版だけで、3.5リッターV6のガソリンエンジン版LS500に公道で乗れるのは来年になるとのこと。

価格はトップモデルは1640万円。メルセデスのS560longとほぼ同価格である。そういう時代になったのだ。それだけ自信があるということだろう。いいことだと思う。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。