たかべんの鶏飯弁当
群馬県・高崎は、駅弁の宝庫である。
釜飯に加えて、だるま弁当と、この鶏めし弁当と揃う。
ただこと鶏めし弁当に関しては、長野自動車道が開通する前は国道17号線沿いの店舗で買うのが楽しみだったが、それ以降は縁が薄くなってしまった。
でもじつは長野自動車道の新潟方面の横川サービスエリアでなら買えることを、このあいだ出張に同行してくれた友人の望月さんに教えてもらった。
どのぐらいひさしぶりだったろう。
肉のかたちは記憶にあるものと異なっていたけれどそぼろなど今もおいしい。
ホームページによると、しょうゆで軽く味をつけた茶飯、鶏そぼろ、海苔、鶏の照り焼き、コールドチキン、赤こんにゃく、舞茸入り肉団子、栗甘露煮、かりかり梅、わさび風味野沢菜漬けが入っている。
酒のアテにもいいかんじの味の濃さ。
1934(昭和9)年に九州出身の当時のオーナーが考案したのだそうだ。
かつて横川駅ちかくにあったのたかべん食堂(大きかった)が懐かしく思えた。
でも調べてみると鶏めし弁当は東京駅や上野駅でも買えるようだ。
それだと風情はないけれど。
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