ケベックからやってきた三輪車
ケベックに本社をおくBRPの手がけた三輪バイク「Ryker(ライカー)」が日本発売開始された。
600ccの2気筒あるいは900ccの3気筒ロータックスエンジン搭載の後輪駆動だ。
そもそも親会社はスノーモビルを最初に実用化したり、水上スキーでは大きいシェアを持っていたりとユニークなプロダクトを得意としている。
私は2018年夏にロサンジェルスで試乗させてもらっている。
山道をガンガン走る試乗会だった。
想像いじょうに機敏で、高速道路では100キロオーバーで走れるのには驚いた。
米国では二輪がトラック(ようするにでかいSUVとかピックアップ)とからむ事故が多くて、転倒しないBRPの手がける三輪車は安全という点でも評価されているのだそうだ。
浜松町駅から海のほうへ歩いたところを会場した発表会では、たくさん台数を用意して来場したジャーナリストに試乗の機会を提供していた。
これはいいアイディアだ。
ライカーの特徴は価格が比較的こなれていることと、パネルを交換するなどカスタマイズが楽しめるところにある、と本社では謳う。
日本だと車幅の問題があるが、空いている道だとたしかに四輪よりはるかに気持よいだろう。
ヘルメットは絶対に装着したほうがよい。
発表会ではランチが提供されたのだが、これもカレーライス、サラダ、それに写真のガッパオライスを取りに行って大きなコミューナルテーブルでというスタイル。
仲のいいひとたちと久しぶりに会って学食みたいにいっしょに食べる。
これもよかった。
もとLEON編集長のM氏にひさしぶりに会って近況を聞けたのも嬉しかった。
こういうのも、発表会の楽しみなのだ。
0コメント