ディテールが大事
クルマにあってディテールは大事だ。
たとえばセイフティベルトである。
BMWはアッパーアンカー(引きだし口)の滑車をじつによく考えていて、するするっと気持よくベルトを引き出せる。
いまのところBMWに勝る体験はない。
いっぽうメルセデスSクラスの場合ロワーアンカーに工夫がある。
照明が仕込まれているのだ。
効用のひとつは暗いところでもどれが自分用のアンカーだかわかりやすい。
もうひとつはなんとなくきれいで嬉しいという心理的なものだ。
セイフティベルトはハンドルと同じようにクルマに乗ったら最もからだに近いところにあるもので、締め付けトルクや首への当たり具合が気になる。
Sクラスの後席はパッドで覆っているように、多くのメーカーが「なにかをしたい」と思っている領域なのだろう。
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