マツダ3がハッチバックの理由
マツダがアクセラの後継車「マツダ3」を発表した。
マツダのマツダ3という。
車名にマツダが入っているのだ。
ハッチバック(写真)とセダンが同時発売された。
ハッチバック(今回はファストバックと改称)はこのようにボディ側面にキャラクターラインがない。
リアクオーターピラーの存在感が強い。
映り込みのこだわりがすごいのはボディの上と下の陰影のつきかたを較べてもらえばわかるのでは。
じつは乗ってもすごいのだ。
といっても私はまだ試作車をテストコースでちょろっと乗っただけなので、断定的なことは言えないが、マツダはプラットフォームにもそうとう力を入れて開発している。
そのうち試乗すると思うのでまたそれについては書きたい。
試乗がとても楽しみなクルマである。
事前撮影会のとき、開発者とデザイナーのお二人にインタビューさせてもらうチャンスがあった。
SUV全盛の時代にハッチバックとセダンというのはかなりの決断を要したのでは?と訊くと、企画当初は不安があったという答えが返ってきた。
でもユーザー像を決定してコンセプトを煮詰めていくうちに、車型が問題でなく、乗るひとの生き方とどうつながっていくことが大事だと思うようになったのだそうだ。
自由な生き方を選ぶひとは(おそらく)SUVというトレンドにしばられずファストバックを選べばいいし、組織のなかで輝きたいひとには上質なセダンがいい、と開発をまとめた別府耕太さんは言っていた。
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